田舎暮らしの掟とコツ


地元管理の水道もある


田舎、とくに山奥の集落などの水道は公営でないことがあります。
それは利用する地元の人達が協力しながら管理運営していく水道です。
専門用語では「飲料水供給施設」といいます。

都会の人には信じられないかもしれませんが、役所は何も手を貸してくれません。
施設の維持管理から、水質を衛生的に保つ管理まですべて地元で行っているのです。
役所があるような中心部ではこのような水道は見られません。
中心部からはずれた十数戸程度の集落に多い施設です。

これと公営のどこが違うかというと、やはり水質でしょう。
公営は文字どおり市町村が管理運営していますし、法律でも義務付けられているので、毎日水質を確認したり専門の職員が維持管理をしているので安心です。
ところが地元管理の水道は一般の人達が管理しているわけですから、水質が安全基準を満たしているという保証はどこにもありません。(すべてがそうとは限りません)
極端なことを言えば大腸菌が蛇口から出てもおかしくないのです。

しかもこの水道はみんなで協力して掃除などを行いますので、年に数度の作業に参加しなければなりません。
数年に一度は役員もまわってきます。
そこがお金さえ払えば衛生的な水がいつでも安心して飲める公営とは大きな違いです。
メリットもあります。
そういう施設は谷川などのきれいな水を水源にしているので、大きな水道よりも確実にオイシイです。

ひょっとするとあなたが田舎暮らしをしようと思っている地区もそうかもしれません。
心配なら念のため確かめておいた方がいいでしょう。
そのうえで住むか住まないか決めたほうが後悔しないと思います。
なにしろ水道だけは選択できませんから。



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